桃栗柿屋のリフォームブログ

リフォームも心が大切

投稿日:2011.07.09

こんにちは、代表の野々村です。

最近感動的な話にこっています。

というか、惹かれます。

トルコ軍艦エルトゥールル号のお話です。

明治23年(1890年)の出来事です。

トルコ皇帝ハミル二世が日本に派遣した特使一行を乗せたトルコ軍艦エルトゥールル号が、帰路、暴風雨に遭遇してしまいます。

そして、和歌山県串本町沖合で、岩礁に衝突し遭難した。

この遭難事故で、トルコ特使を含む518名が死亡してしまいましたが、死を免れた69名は、地元漁民の手厚い救護により一命を取りとめます。

このとき串本の村人たちは、台風により漁ができず、自分たちの食べるものさえ無くなってしまうという状況にあったにもかかわらず、

非常時のために飼っていた、最後に残ったにわとりまでも、トルコ人に食べさせ介護しました。

貧しい村人たちにとっても、ほんとうに命がけの救助と介護だったのです。

そして遭難者の遺体を引き上げ、丁重に葬った。



この話は、和歌山県知事から明治天皇に伝えられます。                 

後日、遭難者たちは明治天皇の命により軍艦2隻でトルコに送り届けられました。

この話に同情した山田寅次郎という人物が、一民間人として新聞社などの協力を得ながら全国を歩いて義捐金を集め、

それを携えてトルコに渡ります。

明治25(1892)年、イスタンブールに上陸した山田寅次郎は、外務大臣サイド・パシャに義捐金を手渡し、

皇帝アビドゥル・ハミト二世に拝謁します。

山田寅次郎はトルコ側の要請で、そのままトルコに留まり、日本語を教えるとともに、日本とトルコの友好親善に尽くしました。

この時の教え子の中に、後にトルコ共和国初代大統領となる、ケマル・パシャがいます。

そのケマル・パシャこそ、トルコ革命の指導者であり、

トルコ共和国の初代大統領、トルコ共和国の建国の父といわれるトルコの大英雄です。

時代は下って昭和60(1985)年。

エルトゥールル号遭難から95年後のことです。

イラクのサダム・フセイン大統領が、「今から四〇時間後に、イランの上空を飛ぶ飛行機をすべて打ち落とす」と宣言します。

3月17日のことです。イランに住んでいた日本人は、慌ててテヘラン空港に向かおうとしたのだけれど、緊急事態です。

どの飛行機も満席で乗ることができません。

世界各国は自国民の救出をするために救援機を出したのだけれど、残念ながら日本政府はすばやい決定ができなかった。

自衛隊機の出動は、海外への派兵は憲法違反にあたると、当時日本の最大野党であったS党が猛反対したのです。

民間では、政府系航空会社である日本航空社内で、K党やS系の乗員組合が、運行を拒否を宣言する。

平素、ひとりの人命は地球より重いようなことを言っておきながら、

現実に日本人の命が危険にさらされたとき、人命を救おうとしない。

そして、日本人だけがテヘランに取り残された。宣言の刻限は、刻々と迫ってきます。

空港にいた日本人は、パニックに陥る。

そのとき、一機のトルコ航空の飛行機が到着します。

トルコ航空の飛行機は、日本人216名全員を乗せて、成田に向かって飛び立った。

タイムリミットまで、わずか1時間15分前のできごとでした。

このとき、なぜトルコ航空機が来てくれたのか、日本政府もマスコミも知らなかったのです。

後日、元駐日トルコ大使のネジアティ・ウトカン氏は次のように語ります。

今もトルコの人たちは忘れていません。

私も小学生の頃、歴史教科書で学びました。

トルコでは子どもたちでさえ、エルトゥールル号の事を知っています。今の日本人が知らないだけです。

それでテヘランで困っている日本人を助けようと、トルコ航空機が飛んだのです。

トルコは、国家として、日本との友情をちゃんと保持してくれていました。

結局、トルコ政府の義侠心によって、日本人の貴重な人命が守られたのです。

トルコでは、いまでもエルトゥールル号の遭難事件のことを、学校の教科書で教えています。

だから、トルコ人なら誰もがエルトゥールル号のことを知っています。

120年前の出来事を、いまでも国家としてきちんと教えている。感謝してくれている。

そして大国ロシアを破り、植民地支配に苦しんだ東南アジアの国々を独立へと導いた日本を、とても尊敬してくれている。

ありがたいことです。

心と心で繋がる仕事をリフォームでも実現すべく、

日々精進です。

【あとがき】

自転車で湖岸沿いを走っていた時のショット

鮎をとる船ですね。

滋賀は素敵です。

大切に守るべきものは守りたいですね。

エルトゥールル号の事故に際して、日本人がしてくださった献身的な救助活動を、

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