住宅金融公庫から借りたいが、誰でも借りれるのでしょうか?

  • 融資条件は、工事完了後の住宅部分の床面積が50m2以上、マンションの場合は40m2以上であること。
  • 自分が住んでいる住宅が対象ですが、配偶者や親族の所有でもOK。年齢条件は、原則70歳未満。
  • 毎月の収入が返済額の5倍以上あること。

公的なリフォームローンにはどんな種類がありますか?

公的ローンの代表は、住宅金融公庫の一般リフォームローンとクイックリフォームローンです。
一般リフォームローンは、本格的な増改築などで利用できます。
クイックリフォームローンは、システムキッチン・洗面化粧ユニット・浴槽といった水廻り工事で高性能住宅部品を使うと、対象になります。
融資条件は、一般リフォームローンと同じですが、手続きが簡単なのが特徴です。ただし、融資申し込みや工事完了後、住宅金融公庫の承認を受けた調査員の判定が必要です。
住宅金融公庫以外の公的機関に、年金福祉事業団があります。また、都道府県、市町村などの地方自治体でもリフォームローンを扱っています。

工事費以外でかかる費用がありますか?

大がかりなリフォームの場合で敷地に余裕が無ければ、資材置き場や工事車輌用の駐車場を借りる必要があります。
仮住まいをする場合は、家賃や引越し代がかかります。また、ローンを利用するのであれば、事務手数料が必要。そのほかに、カーテンや照明、家具なども考えておきましょう。

予算内できちんとリフォームするコツは?

現在の住まいへの不満を書いてチェックシートをつくるのをおすすめします。
漠然としたものが整理されて、リフォームする箇所の優先順位や配分も決めやすくなります。
また、リフォーム雑誌や本で情報を収集して、イメージを伝えやすい写真などがあれば切りとるなどして打合せに活用してください。
住宅設備機器などの取替の場合は、ショールームに行って実際の使い勝手や、寸法をチェックするのも失敗しない為のポイントです。

高齢者に配慮したキッチンにするには?

まず、床は濡れても滑りにくく汚れにくい仕上げにします。負担が無い様、クッション性のあるものもよいでしょう。カウンターも足腰に負担がかからない高さのものを選び、安全に配慮し、立ち消えや消し忘れに対する安全装置がついている調理器具や、天板より一段低くなったコンロ、炎が出ない電磁調理器なら、尚安心です。
水栓はレバーが操作しやすく、湯温調節が容易なタイプのものがいいでしょう。
また、車イスやスツールに座ったままで台所仕事ができるニースペースタイプのキッチンもあり、足元に床暖房、または足元温風機などを取付けるのもおすすめです。

キッチンとリビングを一体感のあるものにしたいのですが?

キッチンとリビングにある間仕切りを取り外して、セミオープンタイプのキッチンにリフォーム。
また、キッチンの色、質感をリビングと合わせつながりを生み出していきます。内装もリビングに合わせて改装します。

キッチンが狭い。オープンで開放感のあるものにしたいのですが?

狭いキッチンは増築し、コーナー部分に出窓を設けたり高窓やトップライトを設けます。
明るい日差しが差し込むさわやかですがすがしい雰囲気のキッチンになります。

キッチンがリビングから見えないようにするにはどうすればいいですか?

LDと一部屋続きだったキッチンを、間仕切の部分に高さのあるハイカウンターを採用し、キッチンがリビングから丸見えにならないよう工夫します。リビングから見るとハイカウンターが開放感を持ちながら適度な目隠しとなります。

キッチンの収納にはどんなタイプがありますか?

デッドスペースを生かし、奥にしまっていたものが取り出しやすいスライド式のものが増えています。上部の収納は、手元まで引き下げることができる昇降式のものもあります。
また、収納庫には、壁付タイプ、間仕切タイプ、家電収納タイプなどがあり、壁の色、デザインもキッチン本体に合わせられる様になっています。

お手入れが簡単できれいなキッチンにしたいのですが?

天板は機能性を重視するなら、ステンレスが一番です。汚れ落しも簡単で、いつも磨いてさえいれば大丈夫です。
壁面の主流はフッ素加工のパネルが人気です。見た目が美しい上に目地が無く、毎日のお手入れも簡単です。また、扉がコーティングされたキッチンもおすすめです。
汚いもので困るのはゴミの収集場所。すっきりしたキッチンについ出っ張るのがゴミ箱。
シンクの下や収納カウンターの下をオープンにしてキャスター付ゴミボックスをセットしたり、また、生ゴミシューターやディスポーザーを取り付けるのもいい方法です。